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箱根の子連れ温泉宿8選|貸切風呂・部屋食・露天風呂付き客室を比較

箱根の子連れ温泉宿を貸切風呂・部屋食等で比較して選ぶポイントを解説

箱根で子どもと泊まる温泉宿を探し始めると、気になることがいくつも出てきます。おむつが外れていない赤ちゃんは温泉に入れるのか。食事中に子どもがぐずっても大丈夫か。露天風呂付き客室に家族全員で泊まれるのか。

子連れの温泉旅行では、貸切風呂・部屋食・客室露天風呂の3つをすべて満たす必要はありません。赤ちゃん連れなら入浴場所と食事のしやすさ、幼児・小学生連れなら食事内容や館内設備、移動の負担など、優先する条件は家族によって違います。

箱根湯本・塔ノ沢・小涌谷周辺から、子連れで検討しやすい温泉宿を8軒選びました。お風呂と食事の条件、子ども料金、客室定員を比較したうえで、それぞれの宿がどんな家族に向いているかを整理しています。

料金や設備の利用条件は2026年10月7日時点で確認できた施設公式情報を中心にまとめています。宿泊日や予約プランによって内容が変わるため、最終的には予約画面の条件を確認してください。

先に結論|箱根の子連れ温泉宿は何を優先して選ぶ?

赤ちゃんと温泉に入ることが最優先なのか、部屋で食事をしたいのか、それとも客室に露天風呂が必要なのか。まずは家族が譲れない条件から選ぶと、候補を絞りやすくなります。

優先したいこと候補になる宿
赤ちゃんの温泉デビュー・部屋食湯さか荘
無料の貸切家族風呂鶴井の宿 紫雲荘
温泉露天風呂付き客室+部屋食ホテル南風荘
貸切露天風呂+個室食事処箱根パークス吉野
ベビー備品と豊富な客室タイプホテルおかだ
ビュッフェ・子どもの遊び箱根ホテル小涌園
全室温泉露天風呂付き箱根小涌園 天悠
駅からの近さ・大人数向け客室湯本富士屋ホテル

部屋食や貸切風呂は、宿に設備があるだけでは利用できないことがあります。

例えば、部屋食プランでも人数によって個室食事処へ変更になる場合があります。貸切風呂も、事前予約できる宿とチェックイン後にしか予約できない宿では使い勝手が異なります。

希望する客室と宿泊プランで条件がそろうかを確認することが大切です。

箱根の子連れ向け温泉宿8軒を比較

お風呂と食事の比較

ホテル名家族風呂・貸切風呂温泉露天風呂付き客室夕食朝食
湯さか荘赤ちゃんプランで30分無料3室のみ対象プランは部屋食対象プランは部屋食
紫雲荘貸切内湯40分無料/貸切露天50分有料一部特別室個人利用は原則部屋食個人利用は原則部屋食
ホテル南風荘共用貸切風呂は今回の比較対象外「風の庵」など一部部屋食・個室・レストラン等プランにより異なる
箱根パークス吉野貸切露天3室・60分有料温泉半露天付きなど一部レストラン・一部個室プラン・会場を確認
ホテルおかだ別棟に45分有料の家族風呂「湯庵」など一部ビュッフェ・ダイニング等プランにより異なる
箱根ホテル小涌園貸切風呂7室・60分有料今回は比較対象外ビュッフェビュッフェ
箱根小涌園 天悠客室露天風呂を利用全客室レストランレストラン
湯本富士屋ホテル貸切風呂4室・45分有料今回は比較対象外レストラン朝食ビュッフェ等

貸切風呂と客室露天風呂は別の設備です。また、温泉半露天風呂・温泉内風呂・温泉露天風呂も区別して選びましょう。

ホテル南風荘は、共用貸切風呂の利用条件ではなく、温泉露天風呂付き客室と食事プランの組み合わせを中心に比較しています。

子ども料金・客室定員・移動の比較

ホテル名乳児・幼児の料金小学生の料金目安客室・移動の特徴
湯さか荘対象プランは2歳未満・食事寝具なしで無料。2歳以上は別条件プランごとに確認箱根湯本。露天付きは一部客室
紫雲荘0歳から施設使用料3,300円。4〜6歳の食事寝具付きは50%〜70%〜塔ノ沢。貸切露天へはつり橋を渡る
ホテル南風荘プランごとに確認プランごとに確認露天付き客室に定員4〜5名の例あり
箱根パークス吉野0〜2歳は食事寝具・アメニティなしで無料。3〜6歳の食事寝具付きは50%70%箱根湯本から徒歩約12分
ホテルおかだ0〜2歳無料。3〜6歳は50%70%「湯庵」は定員5名
箱根ホテル小涌園3歳未満は施設使用料2,000円。3〜6歳で食事ありは60%80%小涌谷。家族向け設備あり
箱根小涌園 天悠3歳未満無料。3〜6歳で食事ありは60%80%標準客室は最大4名のタイプあり
湯本富士屋ホテル年齢・プランごとに確認プランごとに確認駅徒歩約3分。最大6名の客室あり

※割合は大人料金に対する施設の代表的な案内です。食事・寝具の有無や予約経路で料金が変わる場合があります。

0歳児でも施設使用料がかかる紫雲荘や箱根ホテル小涌園に対し、食事・寝具なしの乳児を無料としている宿もあります。ただし、無料の対象年齢は宿ごとに異なります。

宿泊費を比較するときは、大人2人の表示価格ではなく、家族全員の人数で合計料金を確認してください。

子連れ温泉宿を選ぶ前に確認したい5つの条件

おむつが外れていない子どもは、どの浴槽に入れる?

赤ちゃん連れで最初に確認しておきたいのが、おむつが外れていない子どもの入浴ルールです。

例えば箱根ホテル小涌園では、おむつが外れていない子どもも大浴場に入れますが、大浴場の浴槽は使わず、用意されているベビーバスを利用します。貸切風呂では、おむつが外れていない子どもも一緒に浴槽へ入れると案内されています。

箱根小涌園 天悠は、大浴場の洗い場は利用できるものの、湯船への入浴はできません。客室の温泉露天風呂が代わりの選択肢になります。

湯本富士屋ホテルでは、おむつが外れていない子どもは大浴場を利用できず、赤ちゃんとの入浴には貸切風呂が利用できます。

同じ「赤ちゃん対応」でも、洗い場を使えるのか、ベビーバスで入浴するのか、貸切風呂の浴槽に入れるのかは異なります。

赤ちゃんと温泉に入ることが旅行の大切な目的なら、宿泊予約とあわせて入浴場所の利用条件も確認しておきましょう。

貸切風呂・家族風呂・客室露天風呂の違い

貸切風呂は、共用の浴室を一定時間だけ家族で専用利用する設備です。

今回の8軒では、無料で40分利用できる紫雲荘の「男爵の湯」や、事前予約に対応している湯本富士屋ホテルの貸切風呂があります。

箱根パークス吉野の貸切露天風呂は、チェックイン時の先着順で予約する方式です。希望する時間が空いているとは限らないため、子どもの就寝時刻に合わせて入浴したい場合は注意が必要です。

「家族風呂」は施設側の呼び方で、必ず屋外の露天風呂を意味するわけではありません。紫雲荘も無料で使える「男爵の湯」は内湯で、別の貸切露天風呂「観山の湯」は有料です。

客室露天風呂は、宿泊する部屋に付いている専用の風呂です。貸切時間の予約は不要ですが、対応する部屋タイプを選ぶ必要があります。

温泉ではない客室風呂もあるため、予約画面で「温泉露天風呂」「温泉半露天風呂」「温泉内風呂」のどれに該当するか確認してください。

部屋食・個室食事処・ビュッフェの違い

部屋食なら、宿泊する客室で食事をとれます。赤ちゃんが眠ったときに移動せずに済み、授乳や離乳食のタイミングも調整しやすくなります。

一方、個室食事処は客室とは別の食事スペースです。周囲の席から離れて食べられる利点はありますが、食事のたびに移動が必要です。

湯さか荘の赤ちゃんプランでは夕食・朝食ともに部屋食が用意されます。ただし、5名以上では個室食事処となる場合があります。

ホテル南風荘では、温泉露天風呂付き客室でもプランによって食事場所が異なります。夕朝食ともに部屋食のもの、夕食のみ部屋食のもの、個室食事処を利用するものを区別して選ぶ必要があります。

好き嫌いの多い小学生や、家族でそれぞれ違うものを食べたい場合は、箱根ホテル小涌園のようなビュッフェ形式も候補になります。

「部屋食」という言葉だけで選ばず、夕食と朝食それぞれの場所を確認しておくと安心です。

客室の定員と寝具は子どもの年齢込みで確認

5人家族や6人家族、祖父母と一緒の三世代旅行では、客室の定員が宿選びを左右します。

ホテルおかだの温泉露天風呂付き客室「湯庵」は、和洋室・和室ともに定員5名です。

湯本富士屋ホテルには、最大6名で泊まれる本館和洋室Bタイプがあります。和室と洋室を組み合わせた客室で、常設ベッドに追加寝具や布団を組み合わせる形式です。

天悠の標準客室は最大4名のタイプがあり、常設ベッド2台に加えて布団またはデイベッドで対応します。

ただし、客室定員と、寝具を使わない子どもの添い寝条件は別のルールです。5名定員の部屋だからといって、すべての子どもの組み合わせで予約できるとは限りません。

また、5名定員の露天風呂付き客室でも、浴槽に5人同時に入れるという意味ではありません。

予約時は子どもの年齢・寝具の有無を入力し、実際に予約できる人数と寝具構成を確認してください。

大人2人分の料金ではなく家族総額で比較

宿泊予約サイトでは、大人2名の金額が最初に表示されることがあります。

子連れの旅行では、宿泊代のほかにも確認しておきたい費用があります。

  • 食事・寝具なしの乳児にかかる施設使用料
  • 幼児・小学生の食事と寝具代
  • 貸切風呂の利用料
  • 駅からのバス・タクシー代や駐車場料金
  • 入湯税などの別途精算費用

天悠では3歳未満が無料なのに対し、3〜6歳で食事を取らず添い寝する場合には施設使用料3,000円、食事なしで寝具のみ利用する場合には5,500円の案内があります。

年齢が1つ変わるだけで費用の扱いが変わるため、予約画面では必ず家族全員の年齢を正しく指定してください。

なお、貸切風呂のように現地で別払いとなるサービスは、予約時の宿泊料金に含まれていない場合があります。予約画面の合計金額と、現地で追加する費用を分けて考えることが大切です。

箱根で子連れに向く温泉宿8選

湯さか荘|赤ちゃんプランと部屋食を優先したい家族に

赤ちゃんとの初めての温泉旅行で、入浴・食事・育児用品をまとめて確保したいなら、湯さか荘の「赤ちゃんと行く初めての温泉旅行」プランが候補になります。

対象プランでは2歳未満の子どもは食事・寝具なしで無料。布団を付ける場合は3,000円(税別)です。2歳以上は同じ無料条件にはならないため、年齢による料金区分を確認してください。

夕食・朝食はどちらも部屋食です。食事のために赤ちゃんを連れて移動する必要がなく、授乳や寝かしつけのタイミングを合わせやすい形式です。

おむつ5枚、おむつ用ごみ箱、ベビー用いす、授乳用の保温ポットなども用意されます。ただし、赤ちゃんセットは基本的に1室1セットで、2人目から追加料金がかかるものがあります。

ミルクや離乳食の提供はありません。持参した離乳食は温めてもらえるため、必要なものは準備していきましょう。

入浴は、家族風呂「早雲」を30分無料で利用できるプラン特典があります。大浴場では周囲を気にして落ち着かないという家族にも、貸切で入れる時間が用意されているのは助かる条件です。

ただし、部屋食は5名以上の場合に個室食事処へ変わることがあります。夕食の開始時刻にも指定があるため、遅い到着を予定している家族は注意してください。

湯さか荘には、温泉露天風呂付きの客室も3室あります。また、露天風呂付き客室を利用する別の赤ちゃん向けプランも用意されていますが、通常の赤ちゃんプランと客室や特典が同じとは限りません。

露天風呂付き客室は高い階に位置し、エレベーターがない動線にも注意が必要です。赤ちゃんを抱いての階段移動や荷物の量を考え、希望する客室とプラン内容を確認しておきましょう。

鶴井の宿 紫雲荘|無料の貸切家族風呂と旅館の食事を楽しみたい家族に

鶴井の宿 紫雲荘では、無料の貸切内湯と有料の貸切露天風呂を使い分けられます。

貸切家族風呂「男爵の湯」は、宿泊者なら1組40分無料。チェックイン後に予約する方式で、ベビーベッドも備えています。

もうひとつの貸切露天風呂「観山の湯」は、1組50分3,000円です。こちらは事前予約にも対応しており、希望する時間帯をあらかじめ相談できます。

注意したいのは、無料なのは内湯の「男爵の湯」で、露天風呂は有料という点です。

「観山の湯」へは早川にかかるつり橋を渡って向かいます。自然に囲まれた立地ですが、赤ちゃんを抱いて移動する場合や、足元が不安な家族がいる場合は動線も考えておきたいところです。

食事は個人客の場合、原則として部屋食。複数室を利用するグループや人数が多い場合には、別の個室で食事を用意することがあります。別室の場合も他の宿泊客との相席ではありません。

子ども料金は、小学生が大人料金の70%〜、4〜6歳の食事・寝具付きが50%〜です。

食事・寝具を利用しない乳児にも0歳から施設使用料3,300円がかかるため、ほかの宿と総額を比較する際は見落とさないようにしましょう。

露天風呂付きの特別室もありますが、一般客室とは設備が異なります。客室専用の温泉に入りたい家族は、特別室の名称・定員・プランを指定して確認してください。

ホテル南風荘|客室露天風呂と部屋食を組み合わせたい家族に

入浴も食事も客室で済ませたい家族には、ホテル南風荘の「温泉露天風呂付客室 お部屋食プラン」が候補になります。

温泉露天風呂付き客室は「風の庵」などに用意されています。客室の風呂を利用すれば、共用の貸切風呂の予約時間を気にせず、子どもの生活リズムに合わせて入浴できます。

ただし、南風荘では客室タイプだけでなく、食事プランの選び方も重要です。

温泉露天風呂付き客室のプランには、夕食と朝食の両方を部屋で取るもののほか、夕食だけが部屋食で朝食は食事処になるものがあります。

別のプランでは、客室とは異なる専用の個室食事処で食べる形式もあります。

赤ちゃんがまだ小さく、朝食まで客室で食べたい場合は「夕朝食とも部屋食」と確認できるプランを選ぶ必要があります。

露天風呂付き客室には、定員4〜5名のタイプがあります。ただし、宿泊人数によって食事場所が変わる場合もあるため、客室定員を満たしているだけで部屋食が確約されるわけではありません。

小さな子ども連れほど、予約前に客室名、夕朝食の場所、子ども料金をセットで確認しておくことが大切です。

乳児の施設使用料については、予約経路やプランで条件が異なる可能性があるため、年齢を入力した状態で表示される条件を確認してください。

箱根パークス吉野|貸切露天風呂と個室食事処を利用したい家族に

箱根パークス吉野には、「雲」「星」「月」という3室の貸切露天風呂があります。

利用料は1室60分3,300円。宿泊者はチェックイン時に空いている時間枠を予約する方式で、事前予約は受け付けていません。

家族だけで露天風呂を利用できるのは利点ですが、到着するまで希望の時間が確定しない点には注意が必要です。

貸切風呂の利用特典が付く宿泊プランもあるため、通常料金とあわせて比較するとよいでしょう。

客室には温泉半露天風呂付きや温泉内風呂付きのタイプがあり、風呂のない客室もあります。客室に付く風呂はすべて同じ設備ではありません。

食事はダイニング「いち井」などの食事処を利用する形式です。一部プランでは個室食事処「四季亭」を利用できますが、部屋食は提供していません。

朝食についても、個室利用が確約されているとは限らないため、夕食と朝食の場所を分けて確認してください。

子ども料金は、小学生が大人料金の70%、3〜6歳の食事・寝具付きが50%。0〜2歳は食事・寝具・アメニティなしで無料です。

箱根湯本駅からは徒歩約12分。子どもや荷物が多い場合は、箱根湯本駅からの巡回シャトルバスやタクシーも選択肢になります。

ホテルおかだ|ベビー対応と客室タイプを幅広く比較したい家族に

ホテルおかだは、赤ちゃん向けの備品・サービスに加え、食事形式や温泉付き客室の選択肢がある宿です。

小学生は大人料金の70%、3〜6歳は50%、0〜2歳は無料という子ども料金の案内があります。

5人家族で温泉露天風呂付き客室を検討するなら、「湯庵」が候補です。

和洋室・和室ともに51㎡で、定員は5名。和洋室にはツインベッドと畳のスペースがあり、実際の宿泊人数に応じた寝具の用意を確認して選びます。

客室の露天風呂は専用で使えますが、5人が同時に入れる大きさではありません。子どもと交代で入浴することを想定しておくとよいでしょう。

貸切家族風呂を使う場合は、ホテル館内ではなく、グループ施設「湯の里おかだ」へ移動します。

ホテル8階から屋外に出て坂道を約3分上がった場所にあり、45分1,500円の予約制です。雨の日や小さな子どもを連れて移動する場合は、この動線を考慮してください。

食事はビュッフェや和食ダイニングなどから、宿泊プランに応じた形式を選びます。

赤ちゃんのための備品を優先するのか、部屋の温泉に入りたいのか、ビュッフェを利用したいのかで、客室とプランを組み合わせて選べる宿です。

箱根ホテル小涌園|子どもの食事や遊びも重視したい家族に

温泉だけでなく、子どもの食事や遊び場も重視するなら、箱根ホテル小涌園が候補に入ります。

食事はビュッフェ形式で、家族それぞれが好きな料理を選べます。離乳食の持ち込みや温めにも対応していますが、利用条件は事前に確認してください。

ミキハウス子育て総研の「ウェルカムベビーのお宿」認定を受けた客室があり、赤ちゃん向けの設備も案内されています。ただし、全客室が認定対象ではありません。

赤ちゃんの入浴では、おむつが外れているかどうかに注意が必要です。

おむつが外れていない子どもも大浴場に入れますが、大人と同じ浴槽ではなく、備え付けのベビーバスを利用します。

家族で同じ浴槽に入りたい場合には、貸切風呂が選択肢になります。貸切風呂は7室あり、60分2,500円。おむつが外れていない子どもも利用できます。

予約はチェックイン後、客室内の案内に表示される二次元コードから行う方式です。浴槽のタイプは指定できないため、特定の浴槽を希望する家族は注意してください。

子ども料金は、小学生(7〜12歳)が大人料金の80%、3〜6歳で食事を利用する場合は60%、3歳未満は施設使用料2,000円です。

箱根小涌園ユネッサンを利用できる宿泊者向け特典もあります。利用できる施設や期間、休館日を確認し、温泉と遊びの両方を楽しみたい家族はあわせて検討するとよいでしょう。

一方、食事はビュッフェが中心なので、部屋食を最優先する家族には別の宿のほうが向いています。

箱根小涌園 天悠|全室温泉露天風呂で過ごしたい家族に

箱根小涌園 天悠は、今回の8軒で唯一、全客室に温泉露天風呂が付いている宿です。

貸切風呂の予約枠を確保する必要がなく、子どもの食事や就寝の時間に合わせて入浴できます。

おむつが外れていない子どもは大浴場の湯船に入れません。大浴場では洗い場までの利用となるため、家族で一緒に入浴する際は客室の温泉露天風呂が選択肢になります。

標準客室は室内35㎡、バルコニーを含めると45㎡です。定員は大人4名で、幅120cmの常設ベッドが2台あります。

4名で泊まる場合は、残り2名分を布団またはデイベッドで用意する形式です。子どもの年齢や寝具の利用条件によって予約の扱いが変わるため、人数を指定して確認してください。

食事はレストランを利用します。会席料理やビュッフェなどの選択肢がありますが、全室露天風呂付きだからといって、食事も部屋で取れるわけではありません。

子ども料金は、小学生(7〜12歳)が大人料金の80%、3〜6歳で食事を取る場合は60%です。

3歳未満は無料。3〜6歳で食事を取らず添い寝する場合は施設使用料3,000円、食事なしで寝具のみ希望する場合は5,500円という案内があります。

料金や客室定員を確認したうえで、入浴時間の自由度を優先したい家族に向いています。露天風呂を利用する際は、子どもから目を離さず、浴槽の深さや温度も確認してください。

湯本富士屋ホテル|箱根湯本駅からの移動を短くしたい家族に

電車で箱根へ向かう家族なら、箱根湯本駅から徒歩約3分の湯本富士屋ホテルも検討しやすい宿です。

駅から宿までの移動距離が短いため、大きな荷物を持つ旅行や、祖父母を含む三世代旅行でも候補になります。ただし、ベビーカーでの移動は実際の経路や段差も確認しておきましょう。

貸切風呂は全部で4室。2〜3名向けの小サイズが3室、4〜5名向けの大サイズが1室あります。

利用料金は45分で小サイズ2,000円、大サイズ3,000円。事前予約に対応しており、子どもの就寝時間や夕食に合わせて入浴時間を確保したい家族には使いやすい方式です。

おむつが外れていない子どもは大浴場を利用できませんが、貸切風呂では赤ちゃんの入浴が可能です。

貸切風呂は大浴場入口から約30段上がった場所にあります。昇降機は用意されているものの、途中で乗り換えや数歩の移動が必要なため、ベビーカーを使う家族や足の不自由な方は事前に動線を相談してください。

客室には、15畳の和室や最大6名で利用できる本館和洋室Bタイプなどがあります。

和洋室Bタイプは和室8畳と洋室を組み合わせた客室で、常設ベッドは2台。人数に応じて追加ベッドや布団を使用するため、家族全員の寝具を確認して選びましょう。

朝食ビュッフェなどレストランでの食事が中心となり、部屋食を前提にした宿選びには向いていません。

子ども料金や添い寝条件は予約プランによって確認が必要です。乳児・幼児・小学生それぞれの人数を指定し、利用できる客室と総額を確認してください。

予約前に確認|家族で後悔しないためのチェック項目

候補を2〜3軒に絞ったら、予約前に次の5点を確認しておきましょう。

  • 子どもの人数と年齢:大人・小学生・幼児・乳児を正しく入力し、添い寝や寝具の条件まで確認したか。
  • 入浴条件:おむつが外れていない子どもの利用可否と、貸切風呂の予約方法を確認したか。
  • 食事場所:夕食と朝食が部屋食・個室食事処・レストランのどれになるか確認したか。
  • 客室設備:予約する部屋の風呂は温泉か、露天か、半露天か。家族全員で泊まれる定員か。
  • 費用:子ども料金・施設使用料・貸切風呂代・税金など、現地精算を含む総額を把握したか。

とくに部屋食と温泉露天風呂付き客室を組み合わせたい場合は、ホテル名だけでなく、客室名と宿泊プラン名まで一致させて選ぶことが大切です。

箱根の子連れ温泉宿についてよくある質問

赤ちゃんでも温泉に入れる?

入浴できる設備や条件は宿によって異なります。

おむつが外れていない子どもは大浴場の浴槽を使えず、ベビーバスや貸切風呂、客室風呂を利用するよう案内している施設があります。

また、大浴場の洗い場までは利用できる宿と、大浴場自体を利用できない宿があります。

赤ちゃん連れで温泉旅行を計画する場合は、貸切風呂や客室風呂でも入浴できるか確認しておきましょう。入浴時は湯温や体調に注意し、長湯を避けてください。

部屋食プランなら必ず部屋で食べられる?

必ずしもそうとは限りません。

夕食だけ部屋食で朝食は食事処というプランや、人数が多いと別の個室食事処に変わる宿があります。

部屋食を希望するなら、夕朝食それぞれの場所と、利用人数による変更条件を確認してください。

0歳児の宿泊は無料?

宿によって異なります。

食事・寝具なしの乳児を無料としている宿がある一方、紫雲荘のように0歳から施設使用料がかかる宿もあります。

また、無料対象が2歳未満なのか3歳未満なのかによっても費用が変わります。必ず子どもの年齢を正しく入力し、施設使用料を含めて確認してください。

客室露天風呂なら必ず温泉?

客室に露天風呂が付いていても、必ず温泉とは限りません。

温泉を引いた客室風呂と水道水を使う風呂があり、露天・半露天・内風呂の違いもあります。

温泉付き客室を希望する場合は、施設公式の客室案内や予約プランに「温泉露天風呂付き」などと明記されているか確認してください。

まとめ|入浴と食事の優先順位から家族に合う宿を選ぶ

赤ちゃんとの入浴と部屋食を優先するなら、専用プランで家族風呂と夕朝部屋食が利用できる湯さか荘が候補になります。無料の貸切内湯を利用したい家族には紫雲荘も比較対象です。

客室で好きな時間に温泉へ入りたいなら、全室に温泉露天風呂がある天悠、部屋食も組み合わせたいなら南風荘が候補です。ただし、南風荘は客室と食事プランの組み合わせを確認する必要があります。

ビュッフェや遊びを優先するなら箱根ホテル小涌園、5名定員の温泉露天風呂付き客室を探すならホテルおかだも検討できます。

電車での移動負担を抑えたい家族や、祖父母を含む三世代旅行では、箱根湯本駅から近く、最大6名の客室もある湯本富士屋ホテルが候補になります。

まずは「お風呂」「食事」「家族の人数」のうち譲れない条件を決め、候補を2〜3軒に絞りましょう。そのうえで、希望する客室とプランが条件を満たすか、家族全員の人数で空室と合計料金を確認してください。

-温泉・こだわり宿